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八戸小唄寿司 【八戸駅】

八戸駅弁の代表格。

購入日:2009年04月11日

今でこそ全国区で有名となった「八戸小唄寿司」。
しかし発売当初は全く売れなかったと言います。

昭和36年(1961)、地元有志により「八戸らしいお土産を」と
八戸産近海で取れた鯖と奥入瀬のニジマスを使用して
寿司を作ったそうですが、失敗に終わったそうです。
この寿司作りを吉田屋さんが引き継ぎ、ニジマスの代わりに
紅鮭を使用して、現在の形に。

昭和38年(1963)横浜高島屋で開催された「全国駅弁大会」で
実演販売したところ、大人気となったとか…。
昭和40年代(一説によると昭和42年?)に行われた
全国駅弁コンクールでは第1位に。
発売から約50年、有数のロングセラー駅弁となりました。

三味線を模した容器とバチ。

容器はスチロール製。パッケージでは寿司が笹に包まれていますが
実物は笹の絵柄の入ったビニール風呂敷
この包装は「コスト削減」とか「イメージ悪い」とかの声もありますが
寿司を密閉して風味を落とさないために、この方式を取っているとか。
見た目と味、どちらを取るか…悩んだ末の決断のようです。

酢締めの鯖と紅鮭、そして酢飯。いたってシンプルな内容。
総じて酢がキツめでもありますが、個人的にはかなり好き。
味付けは明治から平成を生きた、初代女将さん(故人)の考案で
塩・酢の調合や魚の〆方等、その方法を昔のまま貫いている。

鯖4切れ・紅鮭2切れで、中央に紅鮭が配置されている。
見た目以上にボリューム十分で、満足度大な駅弁だと思います。
これを付属の撥で適当な大きさに切って頂くのですが…
私はいつも上手く切れません(汗) ※下画像参照
酢飯とネタがバラバラになってしまう〜ww

 

駅弁データ
調製元
吉田屋
価 格
1100円(税込)
内 容
押し寿司(鯖・紅鮭)、ガリ
   
おかず(具材)
★★★★
ご飯(主食)
★★★★
包 装
★★★
価 格
★★★
   
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※記載されている情報は2009年08月現在のものです
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