なかなか渋いデザインの掛け紙。
駅弁関係の本等でも良く紹介されているこの駅弁を
以前から食べてみたいと思っていたので、見掛けた際に即購入。
「女将漬」とは、郡山で100年以上の歴史を誇る老舗料亭・京香の
女将さんに代々伝わるレシピ。
元々お肉屋さんとして創業し、現在5代目の女将さんだとか。
北陸から取り寄せた三年熟成の醤油もろみに
蜂蜜や黒糖、リンゴ・パイン果汁等を加え、更に三ヶ月熟成させた
自家製ダレに、1週間国産豚ロースを漬け込む。
生きたもろみが豚肉を柔らかく熟成させて、極上の旨味を引き出す。
…何と、1ヶ月放って置くと、豚肉が無くなりエキスとなってしまうそうな…!
井桁の経木風容器に盛った福島県産米の上には山牛蒡や錦糸玉子
刻んだ大葉が載り、中央には1枚ずつ丁寧に焼き上げられた女将漬。
厚く・大きい豚肉は、丁度良い寸法に切られており、食べやすい。
その風貌からは想像付かない、「サクッ」とした食感。
しかし噛み締めると、何とも言えない旨味とタレの風味が口の中に広がる。
やや辛目の味付けなので、ご飯がまた良く進むのです。
唯一つ欠点があるとすれば、冷たいと云うこと。
なので、豚肉の表面に白く脂が浮き、若干風味を損ねている気がする。
作りたての温かいうちに食べられたら最高なのでしょうが…。
本当にかるーく、電子レンジで加熱するのが良いのかも?
もし加熱式容器の採用がなされたら、更に人気が出そうな感じ。
男性だけではなく、女性にも味わって欲しい駅弁です。
調製元 |
(株)福豆屋 | |||||||||||
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価 格 |
1000円(税込) | |||||||||||
内 容 |
豚焼肉、煮物、梅豆腐、錦糸玉子 山牛蒡、大葉 等 |
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design: [pondt]様よりお借りしました