2009年5月の山陰地方の旅で松江に滞在し
松江→宍道と移動して木次線へ乗車しようとした際に
松江駅ホーム売店にて購入しました。
当日の昼食として木次線亀嵩駅でお蕎麦を購入する予定でしたが
木次線以後に食料を入手するアテが当分無かった為
こちらの駅弁は保険的扱い…(酷)。
牛肉に関する駅弁は日本各地に沢山存在しますが
これもまたレベルの高い一品だと感じました。
昔から隠岐では小さな島から島へと牛を渡す風習がありました。
小島に草が無くなると、草を求めて隣の島へと牛達を渡す。
また出荷する際にも、舟の発着する大きな島まで
牛達を泳がせたそうです。
島根和牛の中でも特に肉質が柔らかいと評判の「潮凪牛」を使用。
「潮凪牛」は隠岐島で生まれ、生後7〜9ヶ月間は
豊かな自然の中で生育されます。
その後奥出雲の牧場で600〜650日間過ごすとか。
奥出雲の名水で肥育・育成された安全・安心な和牛。
大自然の中でストレス無く育ったお陰か、とろけるような柔らかさが特徴。
島根県産コシヒカリの上に載せられた薄切り肉は
奥出雲で丹念に製造された本醸造醤油と地元酒蔵の酒を使用し
少しとろみを付け、肉の旨味を閉じ込めている。
島根和牛100%、しかもA4以上のそぼろ肉は、
多目の生姜と地元牛蒡を挽き肉と共に炊き、水分を少しずつ飛ばして濃縮。
食欲をそそる、バランスの良い甘辛の味。
薄切り肉とそぼろを交互に食べ進め、時折野菜を戴く。
それだけで何だか幸せになる、駅弁でした〜。
調製元 |
(合)一文字家 | |||||||||||
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価 格 |
1200円(税込) | |||||||||||
内 容 |
牛薄切り肉、牛そぼろ、さつま芋 ブロッコリー、人参、ご飯 |
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design: [pondt]様よりお借りしました