旅の楽しみは駅弁、旅の目的も駅弁!?

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上州の朝がゆ【高崎駅】

幻とも言われる一品。

購入日：2009年06月21日

土日きっぷを利用して、関東乗り潰し。
早朝、上野から上越新幹線に乗車し、やって来たのは高崎。
ここから両毛線で小山へ抜ける行程を組みました。
が！それ以上に、この駅弁を何としても食べてみたかったという…。

購入していたらもう1本遅い列車で乗り継ぎかも、と危惧していたけれど
改札内の駅弁販売所の開店と同時に購入し、即行で乗車。

1981(S56)年10月から販売されたという、この「上州の朝がゆ」は
全国でも珍しい、お粥のお弁当。
この高崎駅では新幹線通勤のビジネスマンやOLに人気があるそう。
確かに、軽めの朝食としてはうってつけ。
更に驚くべきは、その価格。350円なのです。安い！

お米は自家精米をして、じっくり煮込み、お粥にしているとのこと。


■箱を開けると発泡容器×2、スプーンがお目見え	■レトロな雰囲気の箱も良いですね

■シンプル！	■たっぷりのお粥にむきえび
	出来あがってからまだ時間がそんなに経過していない朝がゆ。まだ温かく、つやつやとしたお粥の上にはむきえび。小さい発泡容器には練り梅と大根の味噌漬け、そしてお塩の小袋。全部入れてかき混ぜるも良し、ちょびちょびと味を変えて楽しむのも良し。自分で好きなように味を調整して、楽しむことが出来ます。お粥表面に、黒いツブツブがあるな～と思って食べてみると… シラスが入ってるー！Σ(´Д｀；そしてちょっとお粥を掘り下げてみたら、栗まで出現してビックリ(笑) なんてことないお粥と思いきや、色々な工夫が隠されています。最後まで飽きさせない、楽しいお粥でした。朝7時～9時の間、1日限定100個のみの販売で、お取り置きもナシ。なかなかの難易度な駅弁ですが、見掛けた際には是非ご賞味下さい！
■…と思いきや、中には栗も隠れていました