小浜線乗りたさに敦賀駅へ赴いた際に出会った
敦賀駅の名物駅弁・「元祖鯛鮨」の高級版です。
その「元祖」を食べた事が無いのに、上位版を買ってしまったという
アホな管理人です…orz
箱の形態や身の厚さ等に、「元祖」との違いがあるようです。
若狭湾近海で獲れる小鯛を三枚におろして薄塩で締めて
ほのかに甘みを感じる寿司飯に合わせた、地元の自慢の味。
紙箱を開封してみると、井型の木枠で構成された容器。
杉の木を使用しているのか、その木枠からの香りも良い。
紙箱と比べると、木枠の分、本体は小さく見えますね…(゜Д゜)
お米は地元福井県の農家さんで精魂込めて育てられた自慢の「華越前」と
「コシヒカリ」を独自の割合でブレンドしたものだそう。
水も塩荘さんの敷地内で採取される良質な地下水を使用。
それだけで、美味しそうに思えるのは何故だろう…?(笑)
塩荘さんは、1903(M36)年より旧敦賀駅(当時は気比神宮隣接地にあった)で
構内立売営業を開始したという、100年超の歴史を誇る老舗調製元です。
売店ではこの駅弁の他にも魅力的な駅弁が並んでいたので、本当に悩みました!
また敦賀駅に立ち寄って、別の駅弁を購入してみたい…!
…話がそれました(´・ω・`)
焼印で駅弁名が記された板の蓋を寄せてみると
笹の葉を模した様なビニール折りが現れました。
そのビニールを開くと、押寿しの上には本物の笹の葉が。
笹の葉の香りも楽しみつつ取り除き、やっと押寿しと対面。
薄塩で締められた鯛の身が、とても美しい。
この押寿しにはご覧の通り、予め一口大に切り込みが入っているので
これまで戴いた押寿し系駅弁よりは食べやすそうだな、という印象。
添付のお醤油を身に垂らして、酢飯と共に頬張ってみる。
鯛本来の味をより引き立てる、締め具合。
画像では良く分かりませんが(汗)、鯛の身も厚くて、噛み応えもありました。
そして、付け合わせがガリだけという、驚くほどの潔さ。
鯛の旨味と、酢飯の加減だけで勝負している、調製元の本気が伺える。
しかし一人で全部戴くには、ちょっと飽きが来るかも知れない…。
酢で締めてあるお陰か、
消費期限はやや長めなので、お土産向きかも。
調製元 |
(株)塩荘 | |||||||||||
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価 格 |
1350円(税込) | |||||||||||
内 容 |
鯛押寿し、生姜漬 | |||||||||||
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design: [pondt]様よりお借りしました