自慢は確かな品質の地鶏。
購入日:2009年09月21日
「阿波尾鶏」とは、随分洒落の効いた名前だな…。
と、駅ホーム売店にて少し引き気味に手に取った駅弁です(苦笑)
徳島駅では1990年代に駅弁が消滅したそうですが
2003年にこの駅弁が発売されて、復活を遂げました。
どんどん駅弁調製元が廃業・撤退している中、嬉しいお話です。
こんな洒落で付けたような名前の地鶏ですが
実は「地鶏肉」特定JAS規格、認定第1号だそうで…。
現在は出荷数、シェア数ともに日本三大地鶏を抑えて堂々のトップ。
…管理人は居住地域が比内地鶏産地なので馴染みが薄いのですが(苦笑)
掛け紙を外すと、容器自体は味気のないプラ容器ですが
綺麗に並べられた、鶏の照焼きのスライスが目を引きました。
至ってシンプルな鶏めし弁当です。
阿波尾鶏は低脂肪でありながら、コラーゲンも豊富。
そしてアスパラギン酸・グルタミン酸といったアミノ酸も多く含まれているそうで
身の締まった肉質ながら、甘味や旨味もたっぷり。
人気のある地鶏であることが、非常に頷けます。
茶飯の上には錦糸玉子や鶏そぼろが載せられており
スライスされた鶏照焼きがその上にレイアウトされています。
照焼きのタレがよく地鶏に馴染んでいて、冷えていても美味しかったです。
茶飯には徳島県産コシヒカリを使用。
付け合わせもまた地鶏を良く引き立てていて、最後まで美味しく味わえる。
シンプルながらも思わず箸が進んでしまう、自慢の逸品ではないでしょうか。
駅弁データ
※記載されている情報は2011年11月現在のものです