旅に出る際、どうしても盛岡駅を通る事が多い。
それに比例して、同駅で駅弁を購入する回数も多くなっている。
なので、近頃「今迄食べた事の無い駅弁を」と思うと、選択肢が然程無い時が多い。
この時も、鮭といくらを使った「はらこ飯系」は駅弁としてありふれた存在だけど
これはまだ食べた事の無い駅弁だし、買ってみるか〜…程度の意欲で購入。
えーと、甘く見てて、本当にスミマセンでした!(笑)
良く見掛ける「はらこ飯」は、煮た鮭の身をほぐして
炊いたご飯(白飯もしくは鮭の煮汁を用いた炊き込みご飯)の上に
いくらの醤油漬けと共に載せて、戴くもの。
この駅弁の鮭は、焼いてあるものをほぐし身にしたものらしく、少し香ばしい。
ご飯も、刻み昆布と椎茸が入った炊き込みご飯と、少し予想外でした。
(←左の画像にカーソルを合わせると、ご飯層の画像を見る事が出来ます)
その炊き込みご飯の上に、脂の乗った焼き鮭のほぐし身を散らして
更にいくらの醤油漬けを載せ、刻んだ大葉が載せられていました。
濃厚な味ではないけれど、昆布と椎茸の二重の旨味を含んだご飯がまた
焼いた鮭には合っている気がしました。
個人的にツボに入ったのが、付け合わせの「氷頭(ひず)なます」。
鮭の鼻先の軟骨部分を薄切りにして、なますに仕上げたもの。
何とも言えないコリコリ感が、イイ!(゜∀゜)+
そんな訳で、意外に個性的な駅弁でした。
その実力を生かす為にも、名前にもう一工夫が欲しいかも知れない…。
調製元 |
日本レストランエンタプライズ | |||||||||||
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価 格 |
1000円(税込) | |||||||||||
内 容 |
鮭のほぐし身、いくら醤油漬 玉子焼、氷頭なます、炊き込みご飯 等 |
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design: [pondt]様よりお借りしました