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野辺地のとりめし 【仙台駅】

敢えて別物扱いしてみました。

購入日:2009年11月03日

1952(S27)年に誕生し、長年野辺地駅の名物として親しまれ愛されて来た駅弁。

残念ながら2005年、製造していた伯養軒の会社清算により
各地の支店が閉鎖され、複数の駅弁や駅そば店が消滅しましたが
一部の商品や事業はウェルネス伯養軒に営業譲渡されたようです。

このとりめしは製造が継承され、現在青森工場と仙台工場で製造されているとのこと。
仙台駅や新青森駅等、野辺地駅以外でも販売されています。

今回は仙台駅で購入した、仙台工場製造品と云う事で、別物扱いと致します…。

菱形容器は珍しいですね〜。

菱形の容器にはまず出汁の効いた炊き込みご飯が敷かれ
その上に甘い味付けの卵そぼろと甘辛い味付けの鶏そぼろが載せられ
味の滲み込んだ鶏照焼きのスライスが4枚程並べられていました。
箸休め的存在のしば漬や椎茸の煮付け、グリーンピースが彩りを添えている。

鶏そぼろ片はかなり細かいので、箸ではちょっと食べにくいかも知れませんが
ご飯を掻き込んで食べるとしたら、この容器の形状は食べやすいのかも?
卵の甘さ、そぼろの甘辛さ、照焼きの噛み締める程に旨味が溢れだす
そのバランスが何とも言えない美味しさを醸し出している。

この駅弁自体が野辺地駅の名物であり
わざわざ下車してでも買う価値があったと云うことも納得出来る駅弁です。
なお、旧伯養軒野辺地工場に勤務されていた方々により会社が組織され
元祖とりめしのレシピを継承したとりめしも野辺地で販売されているそうなので
そちらも是非味わってみたいものです…!

 

駅弁データ
調製元
ウェルネス伯養軒
価 格
730円(税込) ※2009年当時 700円
内 容
鶏照焼き、鶏そぼろ、卵そぼろ
しば漬、椎茸煮付、鶏炊き込みご飯 等
   
おかず
★★★
ご飯(主食)
★★★
包 装
★★★★
価 格
★★★★
 
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※記載されている情報は2012年11月現在のものです
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