旅の楽しみは駅弁、旅の目的も駅弁!?

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秋田内陸線四季物語 夏(天然あゆ弁当) 【鷹巣駅】

期間限定・予約のみの販売ですが。

購入日:2012年09月01日

管理人の超地元路線、秋田内陸縦貫鉄道。
起点駅鷹巣駅周辺は閑散としており、食料調達が困難。
終点駅角館駅前も飲食店は少なく、時間帯によってはやはり食料調達難に陥ることも。
(一応補足:JR角館駅にはNEWDAYSが併設されています)
素敵な路線だけに、何とかならないものか…と勝手に頭を悩ませておりました(苦笑)

なおこの記事を書いている2012年9月の時点では、内陸線鷹巣駅にも売店が設置され
JR鷹ノ巣駅との間に地元特産品や軽食を販売する店舗も開設されていて
少しはマシな状態になって…いるかな?(=ω=;)

過去には「阿仁まるごと弁当」(予約制)と云うお弁当が販売されていましたが
現在は内陸線のサイトでは紹介されておりません。取扱終了?

そして2012年7月、内陸線新名物を作ろうと、開発された駅弁が登場したという記事が
新聞やWeb上に公開されたのを目にして、勿論「食べてみたい!」と思いましたが…

事前予約制(乗車4日前までに申込)、4個以上鷹巣駅12:54発列車利用前提」

ハードル高過ぎじゃないか?orz
一人旅が多い身としては、数量規定が一番厳しい…といつも思う。

そんな風に諦めていた時、Twitter上で交流させて戴いている方から
「9/1・9/8の2日間、数量限定で、鷹巣駅にて立売を行う」との情報を戴き
何とか仕事の都合を付けて、鷹巣駅へと向かいました。
そして、無事ゲットした喜びを表現したのが右画像です(馬鹿)→


念願叶って、ご対面。
■掛け紙はインクジェットプリンタ出力でしょうか…
■紙製の箱と、造りのしっかりした割箸
■やはりあゆの塩焼きが一際目を引く
■天然あゆと、地元で生育した比内地鶏を用いた炊き込みご飯

秋田内陸線及び沿線地域活性化の為に事業運営・企画等を行う
「くまのたいら企画」(代表:大穂耕一郎氏)が中心となり
関係者等と試食を重ねて誕生したのが、この「天然あゆ弁当」だとか。

勿論、米代川水系の阿仁川で獲れた天然あゆの塩焼きが主役。
個人的に、養殖ものは口にする機会が多いのですが、それと比較して
天然物の場合、餌である川藻の味等が影響するようですね〜。
淡白な印象を受ける養殖物と違う、風味がありました(゜ワ゜)
頭から、バリっと丸ごと尾びれまで、美味しく戴きましたよー!

そしてJAあきた北央特産の比内地鶏を用いた炊き込みご飯。
鶏の旨味がご飯にしっかり染み込んでいて、美味しい!
ご飯の上に載せられている鶏肉は、噛み応えもありつつ旨味がしっかり。
炊き込みご飯は箱下段・いんげんの和え物の下まで敷き詰められているので
想像していたよりもずっと、ボリュームのある分量でした。

地元産の野菜や山菜を使用した、付け合わせの煮物や和え物がまた
単調な印象となりがちな炊き込みご飯に対して
非常に良いアクセントとなり、お箸が進む進む…(笑)

ししとうや茄子に用いられているそれぞれの味噌がまた、美味しかった!

こう云った丁寧なお仕事を目の当たりにすると、俄然
調製元さんを訪問して、食事してみたくなりますね…!
(それはまた別の機会に是非)
 
■この日は看板とテーブルの出番が無い程の売れ行きでした(笑)
駅弁データ
調製元
割烹佐登志
価 格
1300円 ※要予約
※2012年7月19日〜9月30日 期間限定販売
内 容
鮎塩焼、玉子焼、蕗煮物 、かまぼこ
いんげん胡麻和え、鶏炊き込みご飯 等
   
おかず
★★★★★
ご飯(主食)
★★★★★
包 装
★★★
価 格
★★★
 
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<2012年9月現在のこのお弁当についての補足>

■予約制-2個以上、2日以上前に下記へ申込 (条件が緩和されました)
■申込先-秋田内陸線旅行センター(TEL 0186-60-1111)
  ※申込の対応は 平日 9:00〜17:30 のみですのでご注意下さい
■受取方法
  1)内陸線乗車当日、秋田内陸線旅行センター(鷹巣駅併設)にて代金支払
    但し土日の場合は、内陸線鷹巣駅の窓口にて手続きを行って下さい
  2)お弁当引換券を受領
  3)鷹巣12:54発内陸線列車に乗車し、合川駅ホームにて券をお弁当と引換

 
※記載されている情報は2012年09月現在のものです
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