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Trains 【急行はまなす号】

青函トンネルと共に歩んで二十余年。

乗車日:2008年10月31日以降複数回

北海道へ旅行する際、どんな行程で移動しますか?

飛行機や船舶、鉄道と手段は色々とありますが…。
自分自身はやはり鉄道で移動する事が多いです。
白鳥で行くのも良いですが、仕事終了後の夕方から移動となると
この「急行はまなす」は非常に便利で有り難い存在。

…正直函館-札幌間を特急で移動していると飽きるんですが
これなら爆睡している内に札幌入り出来るし(笑)
早朝から行動出来ると云うのも、乗り潰しには良い条件。
北海道については移動手段込みの企画フリー切符もあるし
周遊きっぷもあるので便利です。

とは言え、休日や繁忙期には指定席も取れなかったりします。
北海道のベストシーズンである夏は家族連れも多いです。

 
可憐なはまなすの花が列車の名前に。


指定料金だけで横になれる「カーペットカー」は特に入手困難。
私もキャンセル狙いで何度かみどりの窓口に通って入手しました。
座席席(特に自由席)でも寝られないという事は無いですが、
1晩中明かりは明るいまま、リクライニングもそんなに利かないのは
結構…年々身体に厳しくなりつつあります orz

青森-札幌間、479.1km (上りのみ491.9km)。

1988年、青函トンネル開業と共に運転を開始した「はまなす」
北海道新幹線開業に命運を握られていると言われています。

日本最北の定期急行列車かつ唯一の客車急行列車という
貴重な存在を、一度体験してみませんか?
…どう感じるかは、補償対象外ですヨ(笑)

   
■年季の入ったヘッドマーク
■客車(基本14系)自体は貴重になりつつあります
■4号車のびのびカーペット車
■カーペットカー内部/荷物の置き場が少々難点

列車乗り継ぎで青森駅へ到着する頃にはいつも
はまなす号入線済み・乗客乗車済みの状況なので
座席席の写真が余り撮れません…orz
今度ははまなす号入線・発車の見物だけしに行こうかなとか
思ってしまう私です。

この日、たまたま取れたのがカーペットカーの女性専用席
女性専用席として他にはB寝台4席座席席12席があります。

なお、頭部付近には間仕切りのカーテンがあります。
車内照明も若干暗くなる為、眠りやすいとは思います。
床で寝るのに慣れない人は、背中や腰が痛くなるかも?
 
■カーペットカーの女性専用席は6席
■更に人気のカーペットカー上段席

←女性専用席脇には一般席との間に間仕切りカーテンが。
でも普通に通路を人々が通り過ぎますので、寝姿丸見え(爆)
カーテン、余り意味無い気もします(汗)
ついでに女性一人旅だと何となく心細い…かも?
値段は張りますが、B寝台の方が安心出来るし寝心地も良いw
開放式B寝台が豪華な設備に思えてしまうのは何故だ…。

階段下の収納棚に丁度キャリー(2〜3泊用)がハマったので
スペースを 広々と使わせて頂きました。
■枕・毛布付き、1人分のスペース  
■車輌端の階段下には大きな収納棚 (下車時気付いた)
■貴重な収納スペース!

函館駅でED79-DD51の機関車交換を行い、
ここで列車の進行方向も変更となります。

座席席の場合、就寝中の人も居るので
椅子を回転するかどうかは、その日の状況次第です。

先にも記しましたが、繁忙期には自由席が大混雑。
数時間前から並ばないと着席が困難とか…。
特に「北海道&東日本パス」では追加料金ナシ
自由席が利用可能なため、大半がこの切符の利用者とか。

勿論、青春18きっぷでは乗車出来ません
乗車全区間の乗車券及び急行料金(指定席料金)が必要です。
■函館で機関車の付け替えを行います
 
朝イチで出発して乗り継いで行くと、札幌到着が午後w
起きている間に長距離移動するのは個人的に苦行のようで
特急→特急の乗り換えナシの長距離運行列車の存在は
本当に有り難いです…。しかも寝ていれば着く。

勿論、運行する側にとっては非常に大変です。
だからこそ「はまなす」は、感謝しつつ、大切にしたい…。


いつか来る、さよならの日に向けて。

 
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■そんな訳で、乗車記動画
 
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