イチ鉄子のダメダメ放浪日記。

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ストーブ列車に逢いたくて。 【津軽鉄道】

東北の冬は厳しいけれど、ここは暖かいのです。

 
旅行日:2009年02月01日

2008年春、桜の時期を狙ってGWに津軽鉄道の旅を計画しました。
もの凄く早い時期から弘前市内のホテルも確保して
列車移動と徒歩で余裕で行ける〜と思っていたのですが。
予想以上に桜の開花が早く、全然「お花見」出来ず玉砕orz

2008年GWはそんな弘前から五能線に乗り継ぎ
途中、津軽鉄道も乗り潰し。
その際、桜の名所と名高い「芦野公園」にも下車。

線路沿いのソメイヨシノは既に葉桜となっていましたが
公園奥側の八重桜群は満開で、嬉しい誤算でした。

季節毎のイベント列車が魅力的

そんな桜の時期は勿論賑わう「津軽鉄道」ですが
冬の時期には「ストーブ列車」を目当てに訪れる方も多い。
私も車輌自体は見掛けた事があるものの、未乗車でしたので
急に思い立って行ってみました(笑)

と云うよりもむしろ、「ストーブ弁当」が一番の目的だったりw
(食い気かヨ!)

当初、最寄駅から朝イチの列車を乗り継いで行く算段をしていました。
が、前日・前々日と雪や強風により交通機関の乱れが起こっていた為
急遽予定を変更して弘前まで車で行き、弘前駅前に宿泊。
弘前〜五所川原・津軽五所川原〜津軽中里はゆっくり列車移動…

 

と思ったら! 不幸?にも帰路・五所川原→弘前で乗車を考えていた
「リゾートしらかみ」 3号は、当日運休
更に約1時間後の普通列車を待たないと、弘前にも戻れない。

…結局、津軽五所川原駅まで車で行きました…orz

駅前に仮駐車をして、駅弁の受け取りや切符を購入した後に
津鉄の窓口の方に近隣駐車場を尋ねた所
100m程離れた「日通駐車場」を勧められました。
休日は無人なので、窓口の料金箱に所定の金額を支払えば
何時間駐車しても大丈夫とのこと。ありがたいことです。

機関車DD51

ストーブ列車は1日2往復。
乗車したのは 津軽五所川原 11:35→12:25 津軽中里

運賃とは他にストーブ列車料金300円を支払い、乗車。
早速通路を挟んでストーブの向かい側の席を確保。
既に客車内にはスルメや餅が焼ける香りでいっぱい(爆)

出発まで、機関車等を撮影。

津軽中里側の客車は「団体専用」との事で、大勢のお客さんが。
しかし、金木駅や芦野公園駅で大半の乗客が下車。
まるで貸切気分(笑)

懐かしい客車の揺れ具合

津軽五所川原から津軽中里まで、ストーブ列車では約50分。
普段数時間乗りっ放しが普通の旅ばかりしているせいか、

も…物足りない!! w

ストーブ弁当を食べて、車窓を眺めて、石炭をくべるのを眺めて
写真撮影や動画撮影なんかをしていたら
あっと云う間に終点・津軽中里駅に到着してしまいました。

折り返し、津軽中里12:25→13:40津軽五所川原に乗車するか?
悩んだ挙句、1本見送って普通列車(走れメロス)で戻る事にしました。

区間乗車すると思われる団体さんで、
津軽中里駅内が満員だったからと云うのも理由の一つですw

だるまストーブと石炭入りバケツがイイ!

こんな風に、休日は特に賑わっているのでしょうが…。
平日はどうなのでしょう?
やはり高校生や高齢者の方々が殆どなのでしょうね。

ローカル線は本当に厳しい状況の路線が多いです。

津軽鉄道は比較的本数も多く、魅力ある路線です。
…むしろ、五所川原で接続する五能線の方が大いに不便ですよ。
弘前-五所川原の区間運転の列車とか、あっても良い気がする…。

そんな訳で、動画をまとめてYoutubeへうpしてみました↓



※記載されている情報は2009年02月現在のものです
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