イチ鉄子のダメダメ放浪日記。

SYSTEM-R

生活に根付いた成功路線。 【遠州鉄道線】

朝イチで乗り潰してみました。

 
旅行日:2009年07月26日

JR東海浜松工場での「新幹線なるほど発見デー」目当てに
友人家族と共に浜松を訪れてみました。
前日夜に新幹線で浜松入りし、車輌基地の公開だけのつもりが
「あっ!浜松って、遠州鉄道があるんだよね!」と気付き(笑)
明朝、新浜松始発列車に間に合ったら乗り潰しに行こうと決意。

…しっかり起きて、朝から往復乗車です。
ホテルに戻ってから合流した友人には勿論驚かれました(笑)

車庫が西鹿島にある関係上、新浜松行上り列車の方は
朝5時台から運行。新浜松始発は6時過ぎです。
そんな下り始発列車には…酔っ払いの姿もチラホラw


↓新浜松駅の朝と夜の姿。

遠州鉄道線は新浜松〜西鹿島間17.8km、約33分。
全18駅の内、10駅が有人・8駅無人という路線。

その内15駅は交換設備を有しているため、
全線単線ながら毎時上下各5本(早朝深夜帯以外)。
1日にすると上下各82本という高密度輸送を行っている。
通勤通学ラッシュ時間帯には2両→4両に増結して対応。
軌間は1067mm。全線電化(直流750V)されています。

沿線風景は住宅が立ち並び、駅がこじんまりと存在している感じで
乗客も学生や通勤途中の社会人が多い印象。
始発ではなくもう少し遅い時間帯であれば、
浜松方面への買い物客等の利用も多いのでしょう。


 

■新浜松駅改札/ICカード端末が設置されています
■新浜松駅1番ホーム、階段を上がった所
■新浜松駅に居た30形…湘南顔ですね
■新浜松駅名標

遠州鉄道の電車・バスで使用可能なICカード「ナイスパス」。
通勤通学客の大半は、これを使用しているように感じました。
券売機で購入する切符は磁気式では無いため、自動改札は無く
降車時駅員もしくは乗務員へ渡さなければなりません。
ちなみに「無効」印をお願いしたところ、快く押して下さいました。

新浜松〜助信間が高架化されており、見晴らしの良い車窓が続く。
助信駅手前で高架から地上へ。当然踏切が多く存在。
助信〜遠州上島間の高架化については、2010年完成予定とのこと。

車輌は2両固定編成で、現在30両・15編成が在籍。
30形・1000形・最新2000形があり、全ての車輌が冷暖房完備。
この日乗車したのは1000形のみでしたが、交換列車等で
多くの車輌を目にする事が出来ました。

■現在高架化進行中。

西鹿島駅には天竜浜名湖線も通っています。
しかし駅構内には車輌が置かれていて、天浜線ホームも見えずw
一応駅舎は共用、天浜線は地下通路を通り3番線発着の様子。

電車は12分に1本あるので、1本見送ってみることに。
一旦改札から出て復路分の切符を購入し、駅舎撮影。

2009年春まで、駅舎内に「Kiosk」があったようで
無くなった今は、妙に広い待合室となっていました。

私が駅舎内を撮影している時、駅内に駆け込んで来た方が。
Kioskが無くなった事を知らなかったらしく
「売店無くなったの!?」と ショックを受けてました。

 
■遠州鉄道線終着駅の西鹿島。
■西鹿島駅改札口
■西鹿島駅名標
■左側:30形・2枚窓タイプ。
■1番ホームの先には車止め。左側に車庫も。

乗車して来た列車が折り返し発車する様子を撮影し、満足。

さて新浜松へ戻ろう〜と改札へ向かって財布の中を見たら…
先刻買ったはずの、復路の切符が無い(汗)

財布の中を再度探しても、歩き回ったルートを辿っても、見付からず。
…結局、普通に買い直して乗車しました。
誰かに拾われたのでしょうか?(´д`;
微々たる金額ですが、遠州鉄道に寄付したと思う事にしよう。うん。

あ、復路の列車内から、ちらりと天浜線の列車が見えました orz
接続時間とか、きちんと調べて行けば良かったヨ〜(涙)
今度は天浜線に乗ってみたいです。
■天浜線へは地下通路をくぐって3番ホームへ。  
■出入口ドアの上に千鳥配置の電光掲示板。
■シートはロングシート


快速等の種別の違いも無く、全ての列車が各駅停車。

生活路線であり、目的地となるのが特定の駅に集中するのか?
フリーキップの類は皆無。少々残念です。

全線乗車しても460円、最低運賃は100円(1駅)。
路線として言えば短い部類だし、平均駅間1km程度だし…。
仕方が無いか…w

もしフリー切符があったら、電気機関車(下の画像)見たさに
下車していたかも知れません(笑)

 
■沿線案内も。
■途中駅で保線用電気機関車ED282と貨車発見。
■車庫内で2000形がお休み中。
   

 

※動画を編集してみました※
 

 

※記載されている情報は2009年08月現在のものです
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