生まれた頃には既に姿を消していた蒸気機関車。
各路線から引退後、公園等で静態保存されている
機関車も良く目にします。
しかし1976年大井川鉄道での復活を皮切りに
日本各地で蒸気機関車の保存運転が始まり
それらは産業遺産や観光資源として活用がされています。
そんな訳で、一番身近で乗車し易いかと考えて
新潟〜会津若松間・主に磐越西線を走行するC57 180機
「SLばんえつ物語号」に乗車して来ました。
稼動している蒸気機関車を目にして、とても感動しました!!
前日「こがね花回廊号」に乗車して新潟入りし、新潟駅近くに宿泊。
ホテルからぼけーっと新潟駅構内を眺めていたら…(寝起き)。
「ばんえつ物語号」が入線して来ました。
ああっ、カメラ構えておけば良かったヨ!!
( ̄□ ̄;
慌てて新潟駅へと向かったものの、ホームでは既に黒山の人だかり。
やはり機関車先頭付近ではSLと一緒に写真を収まろうと云う人々が。
そして
運転席付近では、運転席の窓越しに記念撮影したいと云う
人々(主に家族連れ)の行列が…。
私も運転席に乗ってみたかったのですけれど、
勿論小さいお友達優先ですから〜w ね?
■炭水車もピカピカです | ■素敵な思い出の1枚になることでしょう |
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■機関士になるにも、相当ハードルが高い | ■綺麗に磨かれているのが良く分かります |
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蒸気機関車の牽引する列車にも乗りたいが 外から走る雄姿を眺めたい(撮りたい)気持ちもある。 イベント列車だと特に、どちらを取るか…「究極の選択」となります。 まぁ…「ばんえつ物語号」は春〜秋の週末等を中心に 運行されているので、乗車するのも外から眺めるのも 難易度は低い方かと思います…。 乗車日には本当に好天に恵まれ、沿線には住民の方々は勿論 撮り鉄の方々が鈴生りでした(笑) 特に有名撮影スポットでは、三脚がみっちり…。 うわっ!! ( ̄□ ̄; と言いつつ、探すのも楽しかったり。 |
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■車輪に合わせたら、周囲が飛んだww |
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■これだけの客車牽引は久々に目にしました | ■オコジョ、カワユス |
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■全席指定です | ■たまたま取った指定が蒸気機関車の真後ろ・1号車でした |
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■可愛い停止目標 | ■たっぷりの雪解け水を蓄えた阿賀野川 |
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新津駅や五泉駅等に停車し、「ばんえつ物語号」は津川駅へ到着。 ここで県境越えの準備をするため15分程停車します。 普通の人々はやはり(?)蒸気機関車を目指して行きます。 なのに炭水車への給水作業等をつい見物してしまう自分…。 まぁ、自分は楽しいからそれで良いと思うことにしますww なかなか素敵な駅舎で、また改めて訪れてみたいと思う程。 |
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■津川駅 | |||||
■乗客の他に地元の人々も見物にいらしてました | ■これから山越え区間に入ります |
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■跨線橋から作業風景を堪能 | ■ホームから見えない裏側でチェック作業 |
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■ホームで寛ぐ人々 | ■展望車に描かれたロゴ |
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乗車して印象に残ったのは、沿線の住民の皆さんが このSLが走行するのを見上げて、笑顔で手を振り見送る姿。 こちらも見ず知らずの人々へと笑顔で手を振り返す。 老若男女問わず、同じように。 しかし蒸気機関車の現役時代を知る年配の方の方が 何だか懐かしさを含んだような表情をしているように思えました。 |
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■他の人が入らないように撮影するのが困難ww | |||||
■山都駅 | ■汽笛が響く度に、窓を開閉するのも楽しい |
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■撮影地として有名な某橋りょう…今度は渡る姿を眺めたい | ■煤で黒くなっても、機関士さん達の表情の輝きはそのままです |
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「ばんえつ物語号」乗車中は各種イベントもあり ジャンケン勝ち抜きで記念品(ピンバッチだったような)が貰えたり。 (速攻で敗退して悔しいw) 停車駅で駅弁(山都そば弁当買いたかった!)や地元の人々による 物産品販売もあったり、全く退屈しない約4時間の旅でした。 車内に「ばんえつ物語号」スタンプ(左下画像)が設置されています。 ちなみにその際に押印したのは、普通の罫線有りノート上だったので 掲載に当たり、一生懸命罫線を除去してみました(苦笑) また車内には売店等もあり、ここでしか買えないグッズも。 郵便ポストも設置されており、ここで投函した場合は郵便物に オリジナル消印が押印されるそうです。 また機会があれば是非乗車したい、「ばんえつ物語号」でした。 |
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■喜多方駅で下車と同時にデジカメ電池切れ orz | |||||
■車内に設置されていたスタンプ |
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design: [pondt]様よりお借りしました